日別アーカイブ: 2015年5月14日

◇◇◇ ふれあい看護体験 ◇◇◇

みなさん、こんにちは。
担当の髙橋です。
今日は5/16まで岩手県・岩手県看護協会主催の看護週間の一環として、当施設で「ふれあい看護体験」を中学生1名、高校生7名の合計8名で実施致しました。
まずは看護・介護体験の前にオリエンテーションを行い、当施設長挨拶、事務長からの介護老人保健施設としての役割と施設の紹介を行い、看護師長から介護老人保健施設で働く職種の説明を行いました。この中で看護師長より「将来、看護・介護など福祉系の仕事をしたいですか?」と尋ねたところ、ほぼ参加全員の学生が看護師・介護福祉士・臨床心理士などを目指しているとの事で介護従事者として非常にうれしく感じました。
オリエンテーション後は各エリア2名~3名に分かれて「ふれあい看護体験」を行って頂き、入所ご利用者様への挨拶から始まり、血圧測定、車椅子体験、足浴体験、とろみ茶の体験、食事の配膳・下膳を行い、施設スタッフが見守りを行いながら実際に食事介助をして頂きました。
午後からは介護老人保健施設としてのリハビリテーションを体験して頂きました。
私も体験している皆さんの体験風景を写真におさめながら見ておりましたが、皆さんの表情が明るく素直で、入所ご利用者様、通所ご利用者様と同じ目線でコミュニケーションをとり、福祉の仕事を肌で感じとる姿勢、一つ一つの説明をしっかり聞き・考え・行動する気持ちが伝わり非常にうれしく感じました。
ご利用者様からも「若いっていいわね」「頑張ってね」などご利用者様も体験している皆さんと楽しそうに話しておりました。
リハビリテーション体験後には看護・介護体験の発表会を行い、体験した皆さんから体験を通しての発表をして頂きました。
「看護・介護体験をさせていただき自分のやりたい以上のことが出来ました」「ご利用者様とのコミュニケーションの楽しさ難しさを知りました」「何でも介護するのではなく、ご利用者様の出来ない部分をサポートする大切さを知りました」「様々な職種の方が一人のご利用者様に対し連携して行っていることを知り、安心できる施設と思いました。「一人一人とのコミュニケーションの大切さ、リハビリもそのご利用者様に合ったリハビリを提供していると知りました」「認知症の方々との触れ合いができ、スタッフの方の対応力、チームワークの大切さを知りました」の発表を聞き、今日一日だけのふれあい体験でしたが体験した皆さんの向上心、適応能力、素直な気持ち、見る目線、そして一番大切な笑顔を感じとり非常にうれしく今回の「ふれあい看護体験」が当施設としても大変良かったと感じました。担当したスタッフからも真剣に取り組んでいて来年も取り組んでいきたいと報告があり当施設にとっても良い刺激になったと感じます。
今回の「ふれあい看護体験」は体験した皆さんにとって非常に良い経験となり、自分の夢に向かって頑張って欲しいと感じます。

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